12月10日の中山9R・チバテレ杯（芝2000m）において、生産馬のルージュアルル号（牝4歳、父ハーツクライ、母レッドエルザ）が勝利しました。

道中は後方を追走して、4角手前から進出開始。直線では他馬と接触するシーンがありましたが、それで却って闘志に火が付いたのかもしれません。一完歩ごとに前との差を詰めて、1着から5着までがクビ+クビ+クビ+クビという大接戦を制しました。

今年5月に1勝クラスを卒業。前々走の昇級戦でも3着に健闘しましたが、続く前走で11着に大敗していました。それだけに精神的なダメージが心配されましたが、さすがは名門・国枝厩舎。リフレッシュを挟んだ復帰戦での〝一発回答〟はさすがの一言です。成長力に定評のあるハーツクライ産駒で、半兄のレッドレオン、半姉のレッドアステルもオープンまで出世している血統馬。まだ4歳ですから、来年以降の飛躍が楽しみでなりません。

（株）東京ホースレーシング様、国枝栄調教師、佐々木大輔騎手、並びに関係者の皆様、誠におめでとうございました。

写真は、@ayunesflora様よりいただきました。