ミックスセール2026
繁殖牝馬 上場馬情報
Mixed sale Information
10月20日(火)の繁殖牝馬セールに上場する繁殖牝馬です。
| 上場No. | 上場馬名 | 性別 | 毛色 | 生年 | 年齢 | 父 | 母父 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 225 | ベルヴォワ マッドクール受胎 | 牝 | 鹿毛 | 2016年 | 10歳 | ディープインパクト | フレンチデピュティ | |
| 240 | イタリアンホワイト ピクシーナイト受胎 | 牝 | 芦毛 | 2014年 | 12歳 | ステイゴールド | クロフネ | |
| 290 | ボクノナオミ ルヴァンスレーヴ受胎 | 牝 | 鹿毛 | 2012年 | 14歳 | ゴールドアリュール | ジェイドロバリー |
マッドクール受胎
ピクシーナイト受胎
ルヴァンスレーヴ受胎
上場No.225 ベルヴォワ
マッドクール受胎
(株)白井牧場様、1,900万円にてご購買いただきました。
誠にありがとうございました。

平成以降の2歳戦を大いに盛り上げてきた快足牝系出身の良血馬です。
いわゆるアルーリング一族は〝速さ〟と〝早さ〟が大きなセールスポイントです。祖母のアルーリングアクトは99年の小倉3歳S、母のアルーリングボイスは05年の小倉2歳SとファンタジーSの覇者。さらには半兄のオールザゴーと半姉のアンヴァル、叔父のオースミマーシャルとイトコのアルーリングウェイも世代限定のオープンを勝っています。確かにGI級の超大物こそ出ていませんが、2歳から堅実に走った馬主孝行な馬がズラリ。そしてディープインパクト産駒の母も、JRAで1勝に留まったものの、豊かなスピードを武器とする馬でした。これまでにデビューした産駒はベアベルヴォワの1頭のみとあって、母としての実績が伴うのはこれからですが、この血統背景ですからポテンシャルを秘めていることは間違いありません。
そして現在受胎しているのは、新種牡馬のマッドクールです。24年の高松宮記念の覇者であり、世界的トップサイアーのダークエンジェルにとって日本初となる後継種牡馬。繋養初年度の今年、いきなり124頭の繁殖を集めたように、馬産地の大きな期待を集めています。快足で知られる母系に、さらにスピードを重ねた配合から、次代の短距離王が誕生しても何ら不思議はありません。
名牝系に新たな勲章を届けてほしい──。
後ろ髪を引かれる思いもありますが、ベルヴォワがさらなる輝きを放つことを願っています。
上場No.240 イタリアンホワイト
ピクシーナイト受胎
田畑 利彦様、1,100万円にてご購買いただきました。
誠にありがとうございました。

超が付く名牝系出身のステイゴールド産駒です。
曾祖母のダリアは仏米英愛でG1・10勝の名馬。とりわけ英愛仏のダービー馬を相手に6馬身差で圧勝した73年のキングジョージは語り草です。その血は日本でも大きく花開き、産駒のリヴリアは種牡馬となって、93年の皐月賞馬のナリタタイシン、重賞4勝のワコーチカコなどを輩出。さらには母系としても発展し、今年の京浜盃を制したロックターミガン、12年のオークス3着のアイスフォーリス、オープンで活躍したバレリオなどが出ています。とりわけ近年はクールブロンやドラゴンヘッドが3勝クラスで奮闘するなど、活気に溢れています。
そんな一族出身の本馬は、アイスフォーリスとバレリオの全きょうだいという、非常に魅力的な血統です。現役時代はJRAで23戦2勝。大きな休みを挟むことなく、2歳夏から5歳秋までコンスタントに走り続けた丈夫な馬でした。産駒はこれまでに牡馬1頭、牝馬3頭の計4頭がセールで取引されて、平均価格5000万円超え(税抜)。その期待に応えるように、3番仔のナックホワイトは今年のフラワーCで8着に大健闘しました。ヘデントールやリアライズシリウスなど、「母の父ステイゴールド」は近年のトレンドでもあり、大物誕生への期待は膨らむばかりです。
そして現在お腹の中にはピクシーナイトの仔を宿しています。これまでの産駒はどちらかといえばスタミナ寄りの印象があっただけに、快足を誇った父とのカップリングは何とも魅力的です。
母系は一級品、母の父はステイゴールド、そして繁殖としての確かなポテンシャル─。これらを併せ持ったイタリアンホワイトが、新天地でその価値をさらに高めてくれることを願っています。
上場No.290 ボクノナオミ
ルヴァンスレーヴ受胎
(有)大北牧場様、950万円にてご購買いただきました。
誠にありがとうございました。

年々ブルードメアサイアーランキングで順位を上げているゴールドアリュールの、貴重な活躍馬です。近年はオメガパフュームを筆頭にラムジェット、アンモシエラなど、GIとJpnIの勝ち馬を続々と輩出。ダートでこれほど頼もしい「母の父」はそうそういません。
本馬は母系の〝安定感〟も大きなセールスポイントです。母のドゥーワップは96年のフェアリーSで3着に健闘し、オープンまで出世。その血を引く馬からは重賞ウイナーこそ出ていませんが、JRAで出走した13頭中10頭が勝ち上がり、6頭が2勝以上を挙げています。生存競争の過酷なJRAにおいて、この数字は特筆すべきものといえるでしょう。
本馬は現役時代にJRAで42戦3勝。2歳6月にデビュー勝ちを果たしながら7歳12月までコンスタントに走り、5000万円を超える賞金を獲得しました。母としても初仔のワイノナオミが既に2勝を挙げており、この一族らしい堅実さをしっかりと伝えています。
そして現在受胎しているのは、ダート界を席巻するトップサイアーのルヴァンスレーヴです。「父ルヴァンスレーヴ×母の父ゴールドアリュール」は25年のJBC2歳優駿覇者のタマモフリージア、3歳で早くも3勝を挙げているリベッチオなどと同じ。そういった意味でも期待は高まるばかりです。
残念ながら馬房数の問題もあり、これからは「レイクのナオミ」ではなくなります。
とはいえ、今後も応援する気持ちは変わりません。新たなオーナーの下で母としての価値を高め、我々が悔しくなるぐらいの大物を送り出してほしいと思います。