洞爺湖と羊蹄山を臨む
想い豊かな繁殖牧場

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レイクヴィラファームは、メジロの血統を受け継ぎながらも、
近年は次世代を担う優れた馬を渡米して買い付け、30頭以上の繁殖牝馬を有しています。
そんな繁殖牝馬のことをスタッフに聞いてみました。

ベルヴォワ

Data

  • 2016年1月12日 生まれ
  • ディープインパクト

    アルーリングボイス

    母父フレンチデピュティ

購買市場:ジェイエス2023繁殖馬セール

導入の決め手を教えてください。

何といっても血統ですね。完成の早さとスピードを武器とするアルーリング一族の良血馬。自身は1勝止まりですが、父はディープインパクト、母は重賞2勝のアルーリングアクトです。さらに祖母のアルーリングボイスも重賞ウイナーですし、きょうだいのアンヴァルとオールザゴーはオープンを勝っています。470kg前後で安定して走っていたように、牝馬にしては逞しい馬体をしていて、いかにも仔出しが良さそうな印象も受けました。

落札価格は23年ジェイエス繁殖牝馬セールで2番目の高額となる3,520万円でした。

正直、予算オーバーでしたが、実際にセリ場で馬を見て、どうしても欲しいと思った結果です。それだけ誰が見てもいい馬でしたからね。

ニューイヤーズデイを受胎しています。

それも大きな魅力でしたね。米最優秀3歳牡馬のマキシマムセキュリティの父として知られていますが、現2歳の本邦初年度産駒も芝ダートを問わず、堅実に走っています。何より、お腹の中の仔と同じく、父ニューイヤーズデイ×母の父ディープインパクトの馬は、3頭がデビューして2頭が勝ち上がり。もう1頭も新馬で2着ですから、早くもニックスじゃないかという声が挙がっているほど。来春の産駒誕生が待ち遠しいです。(10月29日現在)

レイクヴィラファームと相性のいい社台コーポレーションの血統でもあります。

その通りです。中でもクライウィズジョイは重賞4勝のサトノノブレス、平地と障害で計7勝のクライムメジャーなど、多くの活躍馬を送り出してくれました。また、メジロスプレンダーとサトノルーリーは後継牝馬として牧場に帰ってきて、その血を繋いでくれています。ベルヴォワも産駒が頑張ってくれることはもちろん、一つの牝系を築くぐらいの存在になってくれることを願っています。

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