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Breeding horses

キャリアウーマン

Data

  • 2020年4月28日 生まれ 牝
  • トーセンラー

    ピンクリップス

    母父エンドスウィープ

  • 毛色鹿

上場市場:HBAサマーセール2021 2021年8月25日

寺田秀樹様 820万円にてご購買いただきました。
誠にありがとうございました。

数多くいるディープインパクトの後継種牡馬の中で、トーセンラーは地味な存在かもしれません。
しかし、繁殖牝馬の質を考えると、決して産駒成績は悪くありません。今年のエプソムCではザダルが父に初の重賞タイトルをプレゼント。

短距離ではアイラブテーラーがタイトルに手の届くところにいます。
振り返れば、父の主戦でもあった武豊騎手が「ディープインパクトに最も近いフットワークをする」と惚れ込んだGⅠウイナー。
マイルから長距離まで幅広くこなしたマルチな才能は、確実に産駒に受け継がれています。

本馬は07年のフローラSを制したベッラレイア、中距離重賞を沸かせたカフナなど、活躍馬がコンスタントに出ている牝系の出身。
きょうだいも芝ダート兼用で5勝を挙げたジュンヴァルカン(父ネオユニヴァース)など3頭がJRAで勝ち鞍を挙げており、とりわけサンデーサイレンス系との相性の良さが目立ちます。

また、父ディープインパクト系×母父フォーティナイナー系の配合は、当場初のGⅠ馬であるグローリーヴェイズを筆頭に、トーセンスターダムやスマイルカナなど、大物が続々と登場。
父の産駒からも現役2勝のグルアーブが出ていますから、相性が悪いはずがありません。

遅生まれのため現状は幼さが残るものの、父の牝駒としてはパワフル。
その恵まれたボディーから、どれだけの末脚が繰り出されるのか、競馬場で姿を見る日が待ち遠しい限りです。

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