そして母系にもご注目ください。母は米国でG2・サンクレメンテS(芝1マイル)とG3・セニョリータS(芝1マイル)を制した活躍馬。昨年のキーンランド・ノベンバーセールにおいて、お値打ちの65万ドルで落札することができました。現役時代は典型的なマイラーでしたが、父バンクーバーと母の父チェロキーランがともにスプリンター。したがって潜在的なスピードは相当なものがあるはずです。
本馬は初仔ですが、十分なサイズに恵まれました。立ち姿で魅せるタイプではありませんが、これはイントゥミスチーフの特徴ですから、全く心配ありません。父にJRA初の重賞タイトルを届けることは最低限の目標。〝その上〟を目指せる器だと確信しています。
※1・勝馬率…出走した産駒のうち、1勝以上した馬の割合。