洞爺湖と羊蹄山を臨む
想い豊かな繁殖牧場

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レイクヴィラファームは、メジロの血統を受け継ぎながらも、
近年は次世代を担う優れた馬を渡米して買い付け、30頭以上の繁殖牝馬を有しています。
そんな繁殖牝馬のことをスタッフに聞いてみました。

マドン

Data

  • 2018年2月6日 生まれ
  • Vancouver

    Indian Love Call

    母父Cherokee Run

購買市場:Keeneland November Sale 2023

今年のキーンランド・ノベンバーセールで65万ドルでした。

皆さんが注目するのはイントゥミスチーフを受胎しているという点ではないでしょうか。実際、ここがこの馬の最大の魅力でした。何といっても23年の種付料が25万ドルの世界的トップサイアー。その産駒が手に入る数少ないチャンスですから、力が入りましたね。予算は100万ドルだったのですが、幸運にも65万ドルで落札することができて、本当にラッキーでした。

現役時代には米G2のサンクレメンテS(芝1マイル)、米G3のセニョリータS(芝1マイル)を制しています。

芝のマイルで力強い末脚を使うタイプだったようです。米国馬というと、どうしてもダートの活躍馬が注目を浴びがちですが、芝馬の成功例も多くあるんですよ。少し前ですが、シンハリーズやイスラコジーンなど、アメリカンオークスを走った馬の産駒が次々に走ったこともありましたよね。

血統面はどう捉えていますか。

父のバンクーバーが豪州の芝1200mのGⅠ勝ち馬なら、母の父チェロキーランはBCスプリントの勝ち馬。ですから、マドンは自身の競走成績以上のスピードを産駒に伝えるかも、と期待しています。さらに母系を見ると、米GⅠのNYRAマイルHを制したゴールドフィーバーなど、近親に活躍馬がズラリ。祖母の父が日本と相性抜群のキングマンボというのもセールスポイントでしたね。日本のほぼ全ての種牡馬と配合できそうな血統構成をしていますから、こちらとしても考え甲斐がありますし、そういった意味でも楽しみは尽きないですね。

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