洞爺湖と羊蹄山を臨む
想い豊かな繁殖牧場

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レイクヴィラファームは、メジロの血統を受け継ぎながらも、
近年は次世代を担う優れた馬を渡米して買い付け、30頭以上の繁殖牝馬を有しています。
そんな繁殖牝馬のことをスタッフに聞いてみました。

ユアスイスイ

Data

  • 2014/01/15 生まれ
  • ダイワメジャー

    ケイティーズベスト

    母父ファルブラヴ

MOMOレーシングさんからの預託馬です。現役時代は芝短距離で3勝を挙げました。

ダイワメジャー産駒らしいスピードを武器に、2歳から活躍しました。栗毛で大きめの流星があるので、父と瓜二つと言えるかもしれません。また、放牧に出る際、待たされると我慢できず、本馬場に飛び出すような感じで駆け出していくんですが、こういったテンションの上がりやすさもメジャーっぽいですね。ただ、意外に思われるかもしれませんが、子煩悩で子育ては上手なんですよ。これまでの産駒は例外なく、お母さんより落ち着いているのが面白いですね。

曾祖母は名繁殖牝馬のケイティーズ。アドマイヤムーンとエフフォーリアはイトコですし、近親にもヒシアマゾンやスリープレスナイトなどの名馬が並びます。

母系が素晴らしいことに加え、ダイワメジャーも母の父として実績を出してきたので、非常に魅力的な血統構成ですよね。さらに付け加えるなら、牝系に入っていい仕事をするファルブラヴの血を持っているのもセールスポイントです。

実際、既に産駒が結果を出しています。

仔出しは素晴らしいです。初仔のモモンウールー(父ドレフォン)はダートの2勝クラスで活躍中。何とかもう1勝してほしいです。2番仔のセナマリン(父デクラレーションオブウォー)はデビュー戦を圧勝したので大きいところを意識しましたが、その後は順調さを欠いてしまって…。今年10月のレース後に繋靭帯炎を発症し、早期の引退となったことが悔やまれます。

当歳はグローリーヴェイズ産駒の牡馬です。

スイスイの仔は小さい頃は脚長でも、徐々に体重が乗ってくる傾向にあります。当歳も現時点ではグローリーヴェイズに似てスラッと見せていますが、これからグングン成長してくるでしょう。姉以上に活躍して、両親の代表産駒になってくれることを願っています。

※2025年11月取材

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