洞爺湖と羊蹄山を臨む
想い豊かな繁殖牧場

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レイクヴィラファームは、メジロの血統を受け継ぎながらも、
近年は次世代を担う優れた馬を渡米して買い付け、30頭以上の繁殖牝馬を有しています。
そんな繁殖牝馬のことをスタッフに聞いてみました。

パンドジェーヌ

Data

  • 2021年3月13日 生まれ
  • エピファネイア

    パンデリング

    母父キングカメハメハ

─現役時代は6戦0勝。2着と3着が2回ずつありましたが、惜しくも勝利には手が届きませんでした。

牧場時代から凄く期待の大きな馬でした。実際、好勝負を続けていたので、未勝利を勝てなくても1勝クラスに格上挑戦を続けよう、という話があったんです。ただ、残念ながら鼻出血で復帰を諦めることになって…。このきょうだいの例に漏れず、古馬になって良くなるタイプと見ていたので、本当に残念でした。

父はトップサイアーのエピファネイア、半兄はオープンで活躍しているコンティノアール、そして叔母はGI・9勝のアーモンドアイですね。

血統は本当に素晴らしいですし、馬体も見栄えがしますよ。牧場に帰ってきて久しぶりに見ても、〝やっぱりいい馬だな〟と感じました。実績的にアーモンドアイと比べるのはかわいそうですけど、既に馬体重は600kgぐらいありますし、いいお母さんになりそうな雰囲気が漂っています。

普段の様子は?

パンデリングの仔はみんな性格がいいんですよ。この子もお利口さんですし、他の馬とも仲良くやっています。

初年度の種付け相手は?

ナダルを受胎しています。母系が晩成傾向にあるので、完成を早い時期に持ってくるという意味で、2歳から動けるナダルは合うとみています。お母さんのパンデリングがキングカメハメハ産駒らしく繋の立った馬でしたし、兄のコンティノアールはダート馬。そういう意味で砂に寄せるのもいいのではないでしょうか。DMMドリームクラブ様からの預託馬なので、産駒もクラブ所属馬として走る予定です。何としても産駒で勝ちたいですし、勝てると思っているので、応援していただけると嬉しいです。

※2025年11月取材

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