洞爺湖と羊蹄山を臨む
想い豊かな繁殖牧場

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レイクヴィラファームは、メジロの血統を受け継ぎながらも、
近年は次世代を担う優れた馬を渡米して買い付け、30頭以上の繁殖牝馬を有しています。
そんな繁殖牝馬のことをスタッフに聞いてみました。

ベルカプリ

Data

  • 2014年5月1日 生まれ
  • ダイワメジャー

    ボランス

    母父モンジュー

ベルカプリ(牝10、ダイワメジャー×ボランス、マインドユアビスケッツ受胎)

ここに来て注目度が高まっているダイワメジャー牝駒の登場です。現役時代は芝のマイル以下で3勝。2歳時にデイリー杯2歳Sで0秒2差の5着に健闘すると、桜花賞(17着)でも果敢に先行しました。父譲りの恵まれた体格、そしてパワフルな走りは、いい意味で牝馬離れしていたといえるでしょう。 これまでにデビューしている産駒は1頭のみ。初仔のポマール(牝3、父エピファネイア)が今年2月の未勝利(阪神ダート1400m)で初勝利を挙げました。昇級後は善戦止まりですが、父の産駒らしく成長力がありそうなタイプ。完成を迎える来年あたりには、もう一つ上のステージで戦える馬と見込んでいます。 そして何より強調したいのは、受胎しているのがマインドユアビスケッツという点です。というのも、「父マインドユアビスケッツ×母の父ダイワメジャー」は超が付くニックス。JRAで8頭が走り、22年のエーデルワイス賞を制したマルカラピッドなど6頭が勝ち上がっているのです。ダイワメジャーのブルードメアサイアーランキングは昨年が自己最高の7位、そして今年もここまで8位と高値安定。ナミュールやショウナンナデシコ、グランブリッジやモリアーナなど、牝馬を中心に活躍馬が続出していますが、次の大物はマインドユアビスケッツ産駒であっても何ら不思議はありません。 まだ10歳と若く、かなりの可能性を秘めていることは間違いなし。ご縁をいただき、長く可愛がっていただけることを願っています。

芝1400mから1600mで逃げて3勝を挙げています。

デイリー杯2歳Sでは0秒2差の5着、桜花賞にも出走したように、いいスピードのある馬でしたね。

現役時代は雅苑興業さんの所有馬でした。

プントバンコと同じく、初仔を返すという条件で、レイクに導入することとなりました。実はベルカプリの最後のレースの日に、たまたま京都競馬場にいたんです。〝この馬、話が来ていた馬だな…〟と思ってパドックで見て、〝いい馬だな〟と思ったことを覚えています。

仔出しはどうですか。

初仔で2歳のポマール(牝、父エピファネイア)は生まれた瞬間から〝走るな〟と思わせる素晴らしい馬でした。配合次第ではありますが、自身と同じようにマイル前後で走る馬を出してほしいですね。ここに来てショウナンナデシコ、グランブリッジ、ナミュール、キミワクイーンと「母の父ダイワメジャー」の活躍が続いていますから、そういった意味でも期待は膨らんでいます。

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