洞爺湖と羊蹄山を臨む
想い豊かな繁殖牧場

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レイクヴィラファームは、メジロの血統を受け継ぎながらも、
近年は次世代を担う優れた馬を渡米して買い付け、30頭以上の繁殖牝馬を有しています。
そんな繁殖牝馬のことをスタッフに聞いてみました。

アンドアイラヴハー

Data

  • 2021年2月7日 生まれ
  • No Nay Never

    キャントバイミーラヴ

    母父War Front

アンドアイラヴハー(左)とリードホースのチャールストンハーバー

20年のタタソールズ・ディセンバーセールで購入したキャントバイミーラヴの初仔です。

アイルランドで生まれ、当歳の秋に日本へ来ました。父が欧州のトップサイアーのノーネイネヴァーで、祖母のトゥゲザーは米G1・クイーンエリザベスII世チャレンジCSの覇者。さらにイトコのアグリは阪急杯の勝ち馬ですから、血統は申し分ありません。妹のマーゴットラヴミーが昨秋にデビュー2連勝を決めたのも記憶に新しいところです。

現役時代は(有)キャロットファームの勝負服で走り、13戦3勝の成績を残しました。

外国産馬はセレクトセールに上場できないため、クラブに提供することになったんです。とにかくスピードがありましたね。1勝クラスを勝った後、スランプに陥った時期もあったのですが、それだけに3勝目を挙げた時は嬉しかったです。今年1月、調教中に左後脚の種子骨を骨折し、競走能力喪失と診断されました。予定より早い引退は残念だったものの、繁殖として帰ってくることができたのは不幸中の幸いでした。

当歳時のアンドアイラヴハー(右はサンライズガッツ)

現在の様子は?

重症ではありましたが、歩様はそこまで悪くなくて、幸い悪化もしていないので、保存療法で回復を促しています。当初は舎飼いでしたが、春からは小さなパドックで慣らし、6月になってから通常の放牧地に出しています。さすがに放牧は小一時間に留めていますが、リードホースのチャールストンハーバーと仲良く過ごしていますよ。

性格はどうですか?

どっしりとしています。日本に来た時、普通の当歳なら輸入検疫で独りぼっちだとナイーブになるのに、この馬は食べ過ぎて太ったんです。だから、肝が据わった性格は生まれつきなんでしょうね。骨折した後も長らく運動ができませんでしたが、本当に我慢強くて、よく耐え抜いてくれたなと感心しています。

今年の種付け相手は?

ドウデュースです。骨折明けとあって、今年の種付けをどうするかは流動的だったのですが、順調に回復していたことに加え、発情も良かったので『いってみよう』となりました。両親ともにスピードとパワーに優れているので、凄くいい仔が出てきそうな気がしますね。少し気は早いですが、不完全燃焼に終わった母の分まで、大舞台で頑張ってほしいと思います。

※2026年6月取材

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