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【欧州セール遠征】繁殖牝馬を追いかけて①

2024.02.06 Column

今回は昨年12月の欧州の繁殖セールを巡る旅について綴りたいと思います。昨秋に公開した【アメリカ繁殖セリに挑戦】が思いのほか好評だったため、スタッフの希望もあって「第2弾」を書くこととなりました。当初は予定になかったため、写真や動画が少なくて味気ないものになることはご了承ください。

今回のターゲットは英国タタソールズ社のディセンバーセール、そして仏国アルカナ社のディセンバーセールです。17年のタタソールズでインザスポットライトを購入して以降、両社のセリには毎年参戦。今年は羽田を12月1日に出発、11日に帰国するという10日間の長丁場でした。

レイクヴィラファームでは海外のセリに行く際、代表の岩崎義久に加えてもう1人、スタッフが同行しています。今年のパートナーはレイクヴィラファームの公式Xの中の人でもある的野裕紀子。彼女にとってはアイヴィベルを購入した18年の米国セリ以来の海外出張です。

これは余談ですが、今回は例年に比べて飛行機の出発時間が早めでした。というのも、ロシアのウクライナ侵攻の影響で、ロシア上空の飛行が制限されているため。仕方なく、我々も東京に前日入り。さらに羽田からロンドンまでは約14時間のロングフライトでした。

ロンドンのヒースロー空港に到着後、タタソールズ社に手配してもらったタクシーで移動する予定でしたが、どこにも「Iwasaki」というボードを持った運転手がいません。空港では多くのタクシー運転手が客待ちしているので、探すのが本当に大変です。

ようやく発見した時には的野と2人、安どの笑みを浮かべました。その後、我々よりも先に現地入りしている日本の関係者と合流してディナー。翌日の下見に向けて、情報交換をしました。

ちなみに日本で「イギリス料理はまずい」と言われていますが、実際はどうなのでしょうか。世界有数の馬の街として知られるニューマーケットも、食事に関しては低レベルともっぱら。ただ、個人的にはまずいことをしっかり認識した上で食べると、「あれ、意外にイケるじゃん!」と思える気がします。何はともあれ、1年ぶりのイギリス料理を〝おいしく〟いただいて、長い1日目は終了となりました。

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この旅の続きは【欧州セール遠征】繁殖牝馬を追いかけて②をご覧ください。