5月5日の東京2R・3歳未勝利（ダート1400m）において、生産馬のダノンマカルー号（牡3歳、父ドゥラメンテ、母デックドアウト）が勝利しました。

好スタートから川田将雅騎手に促されて好位の外を確保。手応え良く運び、残り400mで1番人気のバスターウルフ号に並びかけます。初ブリンカーの効果もひと息だったのか、先頭に立つと集中力を欠いて突き放すことはできませんでしたが、1馬身1/4の着差以上の完勝。時期が時期だけに、まずは勝ち上がれたことを喜びたいと思います。

父が名種牡馬ドゥラメンテなら、母は16年の米GⅠアメリカンオークスの覇者という血統馬。母にとっては3番仔で待望の産駒初勝利となりました。気性が幼いことに加え、500kgを優に超える大型馬らしく緩さも残しますが、逆に言えば心身ともに伸び代はたっぷり。デビュー戦で大敗を喫した芝がダメと結論付けるのも早計でしょう。完成した時にどれだけのパフォーマンスを見せてくれるのか、期待は膨らむばかりです。

（株）ダノックス様、田中博康調教師、川田将雅騎手、並びに関係者の皆様、誠におめでとうございました。

写真は、@le_courage0610様よりいただきました。