3月10日の中京8R・4歳以上1勝クラス（芝2000m）において、生産馬のエゾダイモン号（牡4歳、父ハーツクライ、母メジロツボネ）が勝利しました。

先団直後で脚をためる形から、勝負所で外目を進出。直線に向くとジワジワと脚を伸ばし、残り200mで先頭へ。内で食い下がるネビュルーズ号をアタマ差抑えて、先頭でゴールしました。さすがはC.ルメール騎手。初騎乗とは思えない冷静な手綱捌きが光りました。

19年と21年の香港ヴァーズを制したグローリーヴェイズの半弟となる血統馬。2歳秋の未勝利で初勝利を挙げた後は、強敵相手に苦戦が続いたものの、徐々に復調。休み明けの前走は9着に崩れましたが、ひと叩きされた今回、本領発揮で待望の2勝目となりました。ディープインパクト産駒の兄も本格化は古馬になってからでしたし、ましてハーツクライ産駒の弟は伸び代がたっぷり。完成した時にどれほどのパフォーマンスを見せてくれるのか、期待は膨らむばかりです。

藤田晋様、武幸四郎調教師、C.ルメール騎手、並びに関係者の皆様、誠におめでとうございました。

写真は、Noriya Inaba様よりいただきました。