そして父と同じく、母も渋めの実力派です。現役時代はダート1400mで3勝。大きな休みを挟むことなく24戦を走り、うち17戦で掲示板を確保したように、とにかくマジメな馬でした。この両親のカップリングであれば「丈夫」で「堅実」に「息長く」を実践できる馬主孝行な馬に育ってくれることでしょう。
最後に実馬をしっかりとご覧ください。
当場が上場する21頭の中では一番の遅生まれですが、ここに来てトモのボリュームが一気に増え、早くも砂のトップホースらしい存在感が出てきました。伸びのある体型から見て、おそらくはマイルから2000mが主戦場。中東から米国に向かうも良し、ダート3冠路線を突き進むも良し。
父に初のGIタイトルを届けてくれることを期待しています。