田畑 利彦様、2,900万円にてご購買いただきました。
誠にありがとうございました。
実績に対して馬産地の評価が低過ぎるのではないか。
そう感じてしまう種牡馬の1頭がマインドユアビスケッツです。
17年と18年のドバイゴールデンシャヒーンを連覇するなど、米国のダート短距離路線を長く牽引した活躍馬。22年に初年度産駒がデビューすると、22年の全日本2歳優駿を制し、23年のBCクラシックで2着に大健闘したデルマソトガケ、24年の函館記念覇者のホウオウビスケッツ、今年の桜花賞で4着だったマピュースなど、あらゆるフィールドで一流馬を輩出しています。
それでいて23年に自己最高の400万円だった種付料は、24年が300万円、そして今年が200万円と右肩下がり。
それだけに今がお買い得のトップサイアーと言えるでしょう。
そして父と同じく、母も渋めの実力派です。現役時代はダート1400mで3勝。大きな休みを挟むことなく24戦を走り、うち17戦で掲示板を確保したように、とにかくマジメな馬でした。この両親のカップリングであれば「丈夫」で「堅実」に「息長く」を実践できる馬主孝行な馬に育ってくれることでしょう。
最後に実馬をしっかりとご覧ください。
当場が上場する21頭の中では一番の遅生まれですが、ここに来てトモのボリュームが一気に増え、早くも砂のトップホースらしい存在感が出てきました。伸びのある体型から見て、おそらくはマイルから2000mが主戦場。中東から米国に向かうも良し、ダート3冠路線を突き進むも良し。
父に初のGIタイトルを届けてくれることを期待しています。