本馬は父に加え、母系から見ても、早い時期の重賞がターゲットになります。
いわゆる〝アルーリング一族〟はスピードと完成の早さが武器。曾祖母のアルーリングアクトは99年の小倉3歳S、祖母のアルーリングボイスは05年の小倉2歳SとファンタジーSを制しています。
他にも伯父のオールザゴーと伯母のアンヴァルが世代限定のオープンを勝利。一族には大谷翔平選手のようなホームランバッターこそいませんが、確実に塁に出て、オーナーを喜ばせてきました。
実馬を見ても、手頃なサイズ感なので仕上がりは早いはず。四肢は軽くて回転力があり、スピードも保証されています。
おそらくは芝ダート兼用の短距離タイプ。早期デビューから勝ち進み、一族の代名詞でもある〝2歳重賞〟のタイトルをつかみ取ってもらいましょう。