洞爺湖と羊蹄山を臨む
想い豊かな繁殖牧場

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レイクヴィラファームは、メジロの血統を受け継ぎながらも、
近年は次世代を担う優れた馬を渡米して買い付け、30頭以上の繁殖牝馬を有しています。
そんな繁殖牝馬のことをスタッフに聞いてみました。

インザオベーション

Data

  • 2019年2月6日 生まれ
  • ハーツクライ

    インザスポットライト

    母父Exceed And Excel

─ハーツクライ産駒で現役時代は21戦3勝。フィールドレーシング様からの預託馬になります。

母のインザスポットライトがテンション高めの馬なんですが、この馬もよく似ていました。セレクトセールに上場した時もかなりうるさくて、それも影響したのかハーツクライ産駒にしては安めの価格(税抜2100万円)でしたね。ただ、妹のライトバックにも言えることですが、この一族は気性がカッカしている方が走る印象があります。世話をする立場としては大人しい方がいいのですが…。

─気性は相変わらずですか?

現役時代はかなり激しかったようで、オーナーが一度も一緒に写真を撮れなかったとか。でも、先日来場された際には「穏やかになりましたね!」と驚かれていて、ツーショットも撮られていました。勝負の世界から離れて、少し大人になってきたのだと思います。

─母は愛国産ですが、日本にゆかりのある牝系ですね。

近親にはジェネラスやムーンライトクラウド、ディーマジェスティやタワーオブロンドンなど、国内外の名馬が並びます。 オーナーの意向で、初年度はタワーオブロンドンを種付けしました。産駒は「シンコウエルメスの3×5」のクロスを持つことになります。初仔は骨が細く、肉も付きづらい傾向にありますから、そういう意味でもボリュームのあるタワーオブロンドンは合いそうです。脚が速いことはもちろんですが、欲を言うなら大人しい仔を生んでもらえると嬉しいですね。

※2025年9月取材

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