3歳5月と遅めの初勝利だったが、そこから一気に出世街道を駆け上がる。春の実績馬が休養している夏場にレースを重ねると、条件特別を2連勝して1986年の菊花賞に参戦。6番人気の伏兵扱いだったが、ダービー馬のダイナガリバーに競り勝って、GⅠ初制覇を果たした。その後は骨折もあって勝利から遠ざかったが、10番人気で迎えた1987年の有馬記念を鮮やかに差し切って、2つ目のGⅠタイトルを獲得。メジロ軍団に初のグランプリタイトルをもたらした。半弟のメジロマックイーンも1990年に菊花賞を制している。