とはいえ、これは決して〝バブル〟ではなく、産駒の出来や育成段階での評価、そしてディープ以上に短距離やダートに汎用性があることを考えると、至極納得です。
父は460kg前後のミドルサイズでしたが、本馬は母系の影響もあって威圧感を覚えるほどのサイズ感、そして筋肉量を誇ります。
それでいて重苦しさは一切なく、放牧地での走りを見る限り、加速力は文句なし。
1月生まれとあって仕上がりも早いでしょう、2歳夏のデビューからノンストップで大舞台へ。
そんな青写真を現実のものにしてもらいます。
生産馬のご紹介
Breeding horses
ストリートバンドの2024
「この子は必ず大物を出す─」。
多くの牧場関係者から絶賛されているのが母ストリートバンドです。
20年の米GI・コティリオンSでは錚々たるメンバーを撃破。
名牝ガラナに生涯唯一の黒星をつける大仕事をやってのけました。
20年のファシグティプトン・ノベンバーセールでは100万ドルの高値となりましたが、それもお買い得と思えるほどの実績、そして素晴らしい馬体をしています。
実際に初仔のスニーカースキル（父キズナ）は早々と2戦目で初勝利。
母譲りの逞しい馬体をしているので、先々は上のクラスで活躍してくれることでしょう。
そして本馬の父は「未来のリーディングサイアーの大本命」コントレイルです。
初年度産駒は今年デビューですが、これまでにセレクトセールに上場された53頭は全頭売却、しかも平均価格は1億2000万円超え。
既に父ディープインパクト級の評価を受けています。
ストリートバンドの2024の母馬
mare
並み居る名牝を倒してGⅠ勝ち 王道一直線のストリートバンド
GⅠコティリオンSの勝ち馬。しかもそのレースでは当時無敗のガラナやケンタッキーオークス馬のセレンゲティエクスプレスなど、錚々たるメンバーを負かしています。この価格でも思ったよりも安く落とせた感覚でした。
ストリートバンドストリートバンドのその他の産駒
他の生産馬
Breeding horses
