他にも函館2歳Sで3着だったエンドレスサマー、フローラルウォーク賞を制したウィルサヴァイヴなどを輩出しており、決して恵まれているとはいえない状況を考慮すれば、合格点といえる成績を残しています。
そんな魅力的な両親から生まれた本馬は、ここまで順調な成長曲線を描いてきました。
父譲りのボリューム感ある筋肉はちょっとしたものでしょう。
現時点では脇役かもしれませんが、本当の勝負はまだまだ先。
競馬場では高額馬を倒し、オーナーを喜ばせてくれるに違いありません。
生産馬のご紹介
Breeding horses
エンブレマータの2024
超良血が目白押しのセレクトセールにおいては目立たない存在でしょう。
しかしながら〝隠れた良血馬〟であることも事実です。
母は未勝利に終わったものの、08年の秋華賞を制したブラックエンブレムの全妹という血統馬。
何よりJRAで走った産駒2頭、ロンドンアームズとグッドレッスン（ともに父グレーターロンドン）が揃ってデビュー勝ちを決めている点がセールスポイントです。
ブライトエンブレム、ウィクトーリアと2頭の重賞勝ち馬を輩出している姉同様、妹もいずれは〝偉大な母〟と呼ばれるに違いありません。
そして本馬の父はアルアインです。
正直に言えば、数多のディープインパクト後継種牡馬の中では地味キャラでしょう。
しかしながら、代表産駒のコスモキュランダは昨年の弥生賞を制し、皐月賞で2着に健闘。
本馬と同じく「母の父ウォーエンブレム」のカズゴルティスは3勝クラスで活躍中です。
エンブレマータの2024の母馬
mare
大ケガを乗り越えて気性も大人に 母らしくなったエンブレマータ
それも08年の秋華賞を制したブラックエンブレムの全妹です。現役時代は2戦して未勝利でしたが、血統のポテンシャルは高いですね。
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