田中 成奉様、4,400万円にてご購買いただきました。
誠にありがとうございました。
父のアメリカンファラオは15年に史上12頭目の米三冠馬となり、BCクラシックも制した歴史的名馬です。
その血を引く馬は世界各国でGIを制していますが、とりわけ日本適性の高さは目を見張ります。
代表産駒のカフェファラオが21年と22年のフェブラリーSを連覇すれば、ダノンファラオやルクソールカフェも砂の大舞台で活躍。
一方、牝馬はジューンブレアやリフレイムが芝の重賞戦線を沸かせています。
決してダートがダメというわけではありませんが、〝とりわけ芝で走る〟のがアメファラ牝馬の特徴といえるでしょう。
そして本馬もいい意味でアメファラ牝馬らしい大器です。
母はGIのラブレアSなど重賞で2着が5回もあった実力馬。
23年のキーンランド・セプテンバーセールにおいて82万5000ドルの高値で落札した後、〝来日前に現地のトップサイアーをつけたい〟と考え、熟考の末にアメリカンファラオを種付けしました。
その判断が大正解だったことは、立ち姿と動きを見れば一瞬で分かっていただけるはず。
父の産駒らしいボリューム感がありながら、牝馬らしく実に軽やかに動けているので、芝適性の高さは間違いありません。
早生まれでもあり、2歳夏からスピード満点の走りを見せてくれるはず。
3歳春は桜花賞からNHKマイルCへ。
そして父の産駒らしく、海外へ羽ばたいてほしいと思います。