洞爺湖と羊蹄山を臨む
想い豊かな繁殖牧場

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レイクヴィラファームは、メジロの血統を受け継ぎながらも、
近年は次世代を担う優れた馬を渡米して買い付け、30頭以上の繁殖牝馬を有しています。
そんな繁殖牝馬のことをスタッフに聞いてみました。

メジロツボネ

Data

  • 2008年2月11日 生まれ
  • スウェプトオーヴァーボード

    メジロルバート

    母父メジロライアン

レイク生産馬として初めてGⅠを制したグローリーヴェイズの母です。

今から10年ほど前、レイクには海外から買ってきた繁殖はいませんでしたし、国内での活躍馬も数えるほどでした。そんな中、JRAで4勝して帰ってきたツボネへの期待は大きかったんです。しかもメジロラモーヌの血統でしたから、初年度からディープインパクトを付けることにしました。

結果的に大成功でしたね。

ツボネはスウェプトオーヴァーボード産駒の牝馬らしく小柄でしたから、それにディープインパクトはどうなのか…と、サイズ感を心配する関係者も多かったんです。実際、生まれてきたグローリーヴェイズはツボネの初仔らしく、決して大きいサイズではなかったけれど、素晴らしい馬に成長してくれました。

レイクでは唯一、ラモーヌの血を引く繁殖となります。

メジロラモーヌの血を引く馬はツボネしかいないので、絶対に繋げていきたいですね。実は4番仔のオハギが初めての牝馬でしたが、360kg台で競馬をしていたように極端に小さくて…。繁殖にすることは諦めて、今はリードホースとして頑張ってもらっています。1歳に父ドゥラメンテの牝馬がいるので、いずれは牧場に帰ってきてほしいと思っています。

普段の様子はどうですか。

とにかく放牧地を動き回っていて、仔馬ですら付いていくことを嫌になるぐらいです。GPSを着けたら、繁殖の中で一番動いていることは間違いないですね。ただ、それが仔を鍛えるという意味ではいい影響を与えているのかもしれません。

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