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米国で開催されたファシグティプトン社
「ノベンバーセール」で
米GIII・2勝馬を65万ドルで落札
2025.11.07 News

3日に米国で行われたファシグティプトン社の「ノベンバーセール」において、Kinza(牝4歳、父Carpe Diem、母Secret Wonder)を65万ドルで落札しました。
通算成績は5戦3勝。世界的な名伯楽であるB.バファート調教師の下、未勝利→米GIII・ラスヴァージネスS(ダート1マイル)→米GIII・サンタイザベルS(ダート8.5F)と無傷の3連勝を果たしました。残念ながらGIには手が届かなかったものの、注目すべきは倒した馬のレベル。デビュー戦の2着馬は今年の米GI・BCフィリー&メアスプリントを制したSplendora、そしてラスヴァージネスSの2着馬は後にGI・2勝を挙げるKopionですから、Kinza自身もGI級の能力を秘めていたことは間違いありません。
セールスポイントは実績だけではありません。父のCarpe DiemはGI・2勝馬。JRAでは6頭の産駒が走って勝ち上がり4頭というハイアベレージです。何より日本では「母の父」として存在感抜群のストームキャット系ですから期待が膨らみます。アメリカの馬らしく筋肉量豊富でパワフル、かつ超が付く美人さん。さらには米国三冠馬であり、今年の種付料が25万ドルのスーパーサイアー・Justifyを受胎済みですから、65万ドルで落札できたのは幸運というしかありません。
今後は初仔が無事に生まれるよう、万全のサポート態勢を整えていきます。そして来年の種付け相手も考えなくてはいけません。ストームキャット系の肌馬と好相性のディープインパクト系か、それとも…。スタッフ一同で楽しみながら、ベストの答えを探し出したいと思います。
