12月27日の中山8R・3歳以上1勝クラス（ダート1800m）において、生産馬のミダース号（牡4歳、父レイデオロ、母アイヴィベル）が勝利しました。

休み明けにもかかわらず、単勝3.6倍の2番人気に支持されての出走でした。五分のスタートから好位を確保。3角手前で1番人気のホークライト号が捲り気味に押し上げると、マーカンド騎手もすかさずゴーサインを送りました。勝負所の反応は幾らか鈍かったものの、直線に向くとジワジワ加速。押し切りを図るライバルをゴール前できっちりと捕らえ、昨年8月に未勝利を制して以来となる2勝目を手にしました。

母のアイヴィベルは米GⅡのインサイドインフォメイションSを制し、GIでも2着が2回ある実力馬です。2番仔の本馬は勝ち上がりに5戦を要したものの、500kgを超える大型馬らしく、使われながら力を付けてきました。1勝クラスに昇級後も4着、2着と堅実な走りを続け、ここで待望の勝ち上がり。成長力が武器のレイデオロ産駒という意味でも、まだまだ伸び代があるはずですから、昇級後も大いに期待したいと思います。

（有）キャロットファーム様、栗田徹調教師、T.マーカンド騎手、並びに関係者の皆様、誠におめでとうございました。

写真は、@kou1koh1様よりいただきました。