11月23日の京都5R・2歳新馬（芝1800m）において、生産馬のスカイスプレンダー号（牡2歳、父サートゥルナーリア、母メジロスプレンダー）が勝利しました。

単勝1.5倍の圧倒的1番人気に支持されてのゲートインでした。他馬が行かないと見るや、C.デムーロ騎手は無理に抑えることなくハナへ。結果的にこれが好判断でした。前半1000mが61秒5のスローペースに落とし、直線に向くとグイグイ加速。ラスト2Fを11秒1、11秒2でまとめると、2着のサトノアグード号に2馬身半差を付けて、きょうだいでは3頭目のデビュー勝ちを果たしました。

母のメジロスプレンダーは当場を代表する名繁殖牝馬です。これまでに21年と22年のポルックスSを連覇したダノンスプレンダーを筆頭に、オープン馬を1頭、準オープン馬を3頭も送り出してきました。さらにその半弟となるサトノノブレスは14年の日経新春杯など重賞4勝を挙げて、4億円以上を稼ぎ出した〝メジロ最後の大物〟です。そんな偉大な叔父と同じく、池江泰寿調教師の管理馬となったのも何かの縁。まずはきょうだいでは最初の重賞ウイナー、そして夢は大きく一族初のGIタイトルを目指してほしいと思います。

（有）シルクレーシング様、池江泰寿調教師、C.デムーロ騎手、並びに関係者の皆様、誠におめでとうございました。

写真は、@kou様よりいただきました。