10月11日の京都5R・2歳新馬（牝）（芝1400m）において、生産馬のマーゴットラヴミー号（牝2歳、父リアルスティール、母キャントバイミーラヴ）が勝利しました。

五分のスタートから馬なりで前へ。好位のインでしっかりと折り合いが付きました。ならば、あとは弾けるだけです。直線に向いて追い出されるとグイグイ加速。逃げ切りを図るナオミニオールイン号を残り100mで捕らえ、終わってみれば2馬身差の完勝。しかも従来の記録を0秒3も更新する1分20秒2の2歳コースレコードのおまけつきで、鮮烈なデビュー勝ちとなりました。

活力溢れる母系の出身です。半姉のアンドアイラヴハーが現役の2勝馬なら、祖母のトゥギャザーは米国のGI勝ち馬。そしてイトコのアグリは23年の阪急杯を勝つなどスプリント戦線で活躍しました。今回のレースで明らかなように、本馬も相当なスピードの持ち主。牝馬だけに願わくはマイルをこなしてほしいところですが、いずれにしても将来が楽しみでなりません。また、1つ上の半姉のラブインザポイント（父ブルーポイント）と、2つ下の半妹（父レイデオロ）はともに21日のミックスセール2025に上場予定。こちらの2頭にも御注目ください。

前田良平様、小林真也調教師、池添謙一騎手、並びに関係者の皆様、誠におめでとうございました。

写真は、@photo_fu_u様よりいただきました。