7月19日の福島1R・障害オープン（3380m・直線芝）において、生産馬のシホノスペランツァ号（牡6歳、父ブラックタイド、母メジロスプレンダー）が勝利しました。

単勝1.8倍の圧倒的1番人気に推された一戦でした。スタートはひと息だったものの、鞍上のベテラン・高田潤騎手に焦りはありません。徐々にポジションを上げると、4角で2番手に浮上。最終障害を飛んでからグイッと伸びると、逃げ粘りを図るフリーダムレイン号をあっさり捕らえ、4馬身差の圧勝を収めました。これで障害は2勝目。平地時代も含めると5勝目で、総収得賞金は1億円の大台突破となりました。

平地時代には22年の菊花賞で5着がある実績馬です。惜しくも3勝クラスを勝ち上がることはできませんでしたが、今年からジャンパーに転向し、3戦目の前々走で障害初勝利。続く前走は4着に敗れましたが、ここで嬉しいオープン勝ちとなりました。次走は未定ですが、近い将来には重賞の舞台に立っているはず。当場生産馬では20年の京都ハイジャンプのスズカプレスト以来となる障害のタイトル獲得を期待したいと思います。

村瀬寛紀様、寺島良調教師、高田潤騎手、並びに関係者の皆様、誠におめでとうございました
写真は、@kazoomi5150様よりいただきました。