7月13日の函館7R・3歳以上1勝クラス（牝・芝1800m）において、生産馬のロートホルン号（牝3歳、父サトノダイヤモンド、母マイミスリリー）が勝利しました。

最内枠から好スタートを決めると、大逃げを打った馬の2番手を追走。手応え良く直線に向き、残り200mで先頭に立ちました。食い下がるパルティキュリエ号を振り切ると、追ってきたウインシャーガス号も凌いで先頭でゴール。自己条件で待望の2勝目を手にしました。

母は米GII・ガゼルSの覇者という血統馬。昨秋の未勝利を6馬身差で圧勝し、一気にクラシックを視界に入れました。しかし、前々走のクイーンCは初めてのマイルに加え、後の桜花賞馬のエンブロイダリーにプレッシャーをかけられたことが堪えて7着に敗退。続く前走のフローラSでも序盤で先頭に立つシーンをつくりながら、直線で甘くなって6着に終わりました。ただ、ともにいい経験になったことは間違いありません。ひと息入れて自己条件からの再出発となった今回、初の年長馬との対決も何のその、単勝1.8倍の圧倒的1番人気に応えて快勝。秋こそはGIの舞台に立ってくれることを願います。

写真は、@gomashiophoto様よりいただきました。