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Breeding horses

グローリーヴェイズ

香港で二度も花開いた名牝メジロラモーヌの血
レイクヴィラファームに初のGⅠタイトルを届けたグローリーヴェイズ

Data

  • 2015年03月02日 生まれ 牡
  • 第26回、第28回香港ヴァーズ(G1)・第66回日経新春杯(G2)・第55回京都大賞典(G2)
  • ディープインパクト

    メジロツボネ

    母父スウェプトオーヴァーボード

上場市場:JRHAセレクトセール

19年の香港ヴァーズを制し、レイクヴィラファームに初のGIタイトルをもたらしてくれたのがグローリーヴェイズです。それもメジロ牧場が生んだ〝史上初の3冠牝馬〟メジロラモーヌのファミリー出身とあって、より感慨深いものがありました。
実は幼少期のグローリーヴェイズは、それほど目立つ存在ではありませんでした。ディープインパクト産駒らしいバランスの良さが目立つ一方、同級生に比べると成長曲線がゆっくりで小柄だったのです。そんな中、運動量が豊富で放牧地を走り回る〝洞爺一のスパルタお母さん〟メジロツボネに鍛えられ、日に日に逞しくなっていきました。16年のセレクトセール1歳の取引価格は、同セールのディープインパクト牡駒13頭の中で11番目となる5200万円(税抜)でしたが、香港ヴァーズを19年と21年に制するなど重賞4勝。取引価格の約14倍となる7億3000万円余りを獲得してくれました。

実はメジロラモーヌの血を伝える繁殖牝馬は、当場にメジロツボネの1頭のみとなっています。ラモーヌの血を残したい─。その思いはスタッフ共通ですが、生産牧場として血の更新は不可欠。国内はもちろん、海外からも優秀な競走成績を残した馬が次々と導入される昨今、繁殖として戻す基準は高くせざるを得ないのです。そういった視点でいえば、ツボネの初仔であるグローリーヴェイズが活躍したことは、これから生まれてくる妹の価値が上がる=繁殖に戻しやすくなる、という喜びにもつながっています。
ラモーヌの血統から、そして23年から種牡馬となったグローリーヴェイズの産駒から〝第二のグローリー〟を─。そんな夢を少しでも早く叶えられるように邁進していきたいと思います。

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グローリーヴェイズの母馬

ラモーヌの血を引く唯一の繁殖 GI馬の母となったメジロツボネ

今から10年ほど前、レイクには海外から買ってきた繁殖はいませんでしたし、国内での活躍馬も数えるほどでした。そんな中、JRAで4勝して帰ってきたツボネへの期待は大きかったんです。しかもメジロラモーヌの血統でしたから、初年度からディープインパク ...

メジロツボネ

Graded Races Winners